先般(2025年9月)、NHKの番組で、『サイケデリック・ルネサンス』と題して、海外でのサイケデリック医療の復興について特集が組まれました。
サイケデリックな成分が、精神医療の分野で、どのような顕著な効果があるのか、安全性や科学的検証を含めて、さまざまな側面から見ていく番組でした。
一方、日本でも、ここ数年、アヤワスカなどのサイケデリック・メディスン(薬草)が、ソーシャルメディア等で話題になることが増えてきました。
こちらは、どちらかというネタ的な側面で、底浅い内容がほとんどでした。
しかし、サイケデリックなものというのは、元々、伝統的なシャーマニズムの中で、その絶大な癒しの効果や、精神的な啓示のために使われていたものでした。
以下では、サイケデリック・メディスン(薬草)を使ったサイケデリック・シャーマニズムの内容やその体験についてさまざまに記していきたいと思います。
・サイケデリック・シャーマニズムとプラントメディスン(薬草)の効果―概論
・アヤワスカ―煉獄と浄化のメディスン(薬草)
・アヤワスカ体験のトータリティ(超越的全体性)―至高の体験宇宙の原理(理由)
・アヤワスカ体験と非二元性―その原理と二種類の変容
・マジック・マッシュルーム、ブフォ・アルヴァリウス(5-MeO-DMT)―さまざまなメディスン(薬草)の効果 その1
・ペヨーテ、または、異次元的光源の炸裂―さまざまなメディスン(薬草)の効果 その2
・海外より(その1)―サイケデリック・シャーマニズムと体験的心理療法
・海外より(その2)―プラント・メディスンと、サイケデリックな自己探求
・シャーマニックな精神探求とサイケデリック・カルチャー
・思想哲学としてのシャーマニズム/体験的心理療法―変性意識の思想