さて、【基礎編】では、ゲシュタルト療法が前提としている理論について見てみました。
この【実践・技法編】では、理論的な前提に基づいてゲシュタルト療法が、実際にどのような(治療的)セッションを行なうのか、その技法的な側面について見ていきたいと思います。
ゲシュタルト療法を含めた体験的心理療法の各派は、普通の(ロジャーズ派の)カウンセリングとは違って、何らかの能動的な介入技法や実践技法を多く持っています。
ゲシュタルト療法においても、セッション(ワーク)の実践や技法的な側面がその大きな特徴となっています。また実際にセッション(ワーク)を体験してみて、その理論がはじめて意味を持ってくるのです。
- 「ワーク」とはⅠ 目的と効果
- 「ワーク」とはⅡ 過程と構造
- エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅰ
- エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅱ 葛藤解決
- ボディ・シグナルへの介入
- 夢をあつかうワーク
- 欲求(感情)とつながる言葉の使い方Ⅰ
- 欲求(感情)とつながる言葉の使い方Ⅱ 「しない」と「したい」
【関連ページ】 - セッション(ワーク)の実際
- ゲシュタルト療法(セッション)で得られる効果
- 心の悩みと解決法とは
※ゲシュタルト療法については基礎から実践までをまとめた拙著
『ゲシュタルト療法 自由と創造のための変容技法』
をご覧下さい。