ごあいさつ/コンセプト紹介

こんにちは 
フリー・ゲシュタルト・ワークスのサイトへようこそ!
当サイトにたどり着かれたあなたは、とても感度の高い方と思われます。
また、とても〈運〉を持っている方でしょう。

このような小さなキッカケ(発見)で、人生は変わっていくものだからです。
それが、人生を背後で導いている「流れ」の法則だからです。
ここには、現代社会が『現実』と考えている幻想=虚像の向こう側にある「真・世界」への入り口/
裏口があります。

 さて、当スペースでは、世間一般で信じられているニセの人生ゲームから抜け出し、この人生の背後にある真の〈魔法的なまばゆさ〉に入り込むための具体的方法―変容と超越の技法―をご提供しています。
 日本では例のない体験的技法をベースにした、意識-心身変容、自己超越、創造力解放、魂の異次元緩和を行なうための特殊な専門スクールとなっています。
 ぜひ、さまざまな方法論やセッションをお役立てていただければと思います。
 (他にこのようなサイト、変容を起こす真の方法に触れているサイトもないので、ぜひ、最初にブックマークしておくことをおすすめいたします)


【内容の目次】

  1. 当スペースの方法論―深化/進化型ゲシュタルト療法&変性意識状態(ASC)
  2. 頭で(知的に)わかっていても、人生は変えられない
  3. 心が変わる=アウトプットが変わる=世界が変わる
  4. 【コラム】ビジネスとマインドフルネス
  5. 当スペースの方法論2 サイト・コンテンツの構成と区分
  6. 深化/進化型ゲシュタルト療法と変性意識状態(ASC)の統合的活用
  7. 次のような方に役立ちます
  8. 当スペースで得られるもの―心の異次元緩和
  9. 各種案内

【1】当スペースの方法論――深化/進化型ゲシュタルト療法&変性意識状態

当スペースは、かぎりない潜在能力を活かすための方法論/心理学(変性意識状態、ネオ・ゲシュタルト療法トランスパーソナル心理学の各種心理療法、シャーマニズム)をベースに、

  • 望ましい未来や自己の実現、魂のプロセス管理
  • 突き抜けた創造的アウトプットの実現
  • 意欲や自信の向上、自己肯定感のアップ
  • 人間関係の悩みや葛藤の解決、過去の囚われからの解放
  • 他者(まわりの人々)への感化力/感応力/影響力の増大
  • 「既存の自分/私」からの超脱(人間的反射メカニズムからの離脱)
  • 深い才能と独創性(天才性)の発揮
  • 微細なアウェアネス(awareness 気づき)と微細なマインドフルネスの飛躍的向上
  • 自己超越と至高体験 peak-experience 、トランスパーソナル的意識の実現
  • 精神宇宙飛行士的(Psychonautic)な能力と次元の拡張
  • かぎりない透明と無心、覚醒 awakeness 状態、真の霊性次元 Spirituality の実現

などが得られる専門スクールとなっています。

 そのための意識変容、心身変容、能力&創造性開発のマインド・コンサルティング・スペース(セラピー&カウンセリング、コーチング)です。
 さまざまな場面で、創造的活動や精神的探求を行なってい人は、アウトプット(成果)や能力発揮の中でより深く本質的なものを手に入れられるようになるでしょう。

 また、すでに心理カウンセリング、セラピー、瞑想、コーチング、ヒーリングなどを実践されたり、学ばれている方にとっては、当スペースで「次元の違うスキル」を体験的に深めることで、自己変容・能力覚醒が可能になります。加えて、他者と区別化されたレベル(次元)の違うホンモノの技を手に入れられるでしょう。
 さまざまな心理資格や、コーチングNLPの資格などを色々とってはみたものの、本物の感覚が身につかないと感じられている方、付け焼き刃ではない本当の腕、一線を超えたスキルの感覚(自信や確信)が欲しいと感じられている方にとっては、当スペースで、本物の力を得ていただくことになります。自分のクライアントに提供するのに、嘘のない、本物の能力、一生役に立つ普遍的なスキルが得られることとなるのです。
 また、現在は特に何かを学ばれていないという方や、やりたい気持ちはあるけど、まだ方向性を模索しているという方にとっても、基礎からセラピーや自己変容、創造性開発の本質を体得し、学んでいただくことができます。そして、心身の深い基盤からの能力覚醒やご自身の変容、大いなる自己実現を得ていくことができるのです。

 また、さらには、世間で、ボンヤリと「覚醒」だとか「悟り」だとか「スピリチュアル」とか呼ばれているものに対しても、単に「その気になる」だけのまやかしではない「実際の体験」、真に拡張された意識/超越的意識の次元の体験に、より確実なステップで接近できるようになっています。世間で出回っているような、頭でわかったつもりになるだけの、空想的(逃避的、お花畑的)なものではなく(それらは私たちの意識や存在を実際には何も変えないばかりか害になります)、真に「存在の変容」として達成されるものとなっているのです。
 そのような真に「超越した意識/意識の次元」というものは、現在、私たち日本人が、学校教育で教え込まれている西洋近代合理主義というカルト的な世界観の中では知られていないものですが、古今東西の人類史・宗教的・秘教的伝統の中では、むしろ普遍的に存在し、理解されているものとなっています。
 それらは、きちんと体験と変容を通して近づいていく
と、(たしかに不可思議なものではありますが)理解できない、あり得ないものではなくなるです。むしろ、それらの方が、人類史的には普通のことであり、宇宙的には健康であり、人間にとっても「自然な姿/本来の姿」であることがわかってくるのです。
 通常、私たちの生きているこの世界が「人工的なプール(虚構)」だとすれば、目覚めた後の世界は、もともとある「ひろがる海(真の実在)」のようなものなのです。

 それらは、私たちの「真の(隠された)意識として、本来、自然でデフォルトなものとして存在しているものだからです。「悟りははじめからある」と古今東西で古来より繰り返し語られてきたこともそのことを指しているのです。実際、それらの状態の片鱗に触れることで、私たちの人生は一変します。多くの人が閉じ込められているニセの世界が消滅し(身心脱落/道元)、代わりに、まばゆく流動化された世界(而今の山水/道元)が姿を現わしてくることになるのです。そのため、当スペースでは、そのような世界を「流れる虹のマインドフルネス」としてご案内しているのです。
 いずれにせよ、どのような事柄を望まれる方にとっても、真の人生を求める方にとっては、他では得られない「本物の道(カミノ camino )」があるのです。


▼心理変容の方程式

①変性意識活用(日常意識×潜在意識の意識領域、超越的技法野生の瞑想技法シャーマニズム的アプローチ)
   +
②深化/進化型のネオ・ゲシュタルト療法
 (ゲシュタルト療法+トランスパーソナルな意識 witness +シャーマニズム的アプローチ)

   =
 心身の深い癒し・心理的変容・自己刷新
 集中力と遊戯的姿勢の統合 (完遂力の増大/魂のプロセス管理)
 
超越的意識の活用 (意識のチューニング/心理学的シャーマニズム)
 
意識・身体・能力の多次元な拡張、トランスパーソナルな開放
 →「流れる虹のマインドフルネス/アウェアネス」の状態
 → 「超現実主義的」セラピー (シュルレアリスティック・セラピー)

 当スペースの方法論は、
 ①潜在意識をより活用できる心の状態である変性意識状態(ASC)の利用、その基底にある「多次元的な意識の活用」と、
 ②心を変化させる実践的な「体験的心理療法(深化/進化型ゲシュタルト療法トランスパーソナル心理学など)の活用」
 が基本となっています。
 心理学/心理療法などをベースには置いてますが、当然、それにとどまるものではありません。
 私たちの心/意識/魂の巨大なパワー(能力)は、そのような凡庸な理論(枠組み)で説明しきれるほど、貧弱なものではないからです。

(変性意識状態とは簡単にいうと日常意識と潜在意識とが融合拡張した特殊な意識状態です)

 このような実践的技法によって、人間の根っこにある能力(潜在能力)を引き出し、変容させていくことができるのです。なぜ、このようなことが、世間一般では、あまり知られていないのかというと、単に、その方法論(流派)の限界や、実施者に技術(腕)がないからということでもありますが、さらに根深い問題ですが、現代の教科書的な「心理学」「心理療法」が依拠している現代社会そのものに根本的な欠陥があるということでもあります。
 現代社会は、そもそも「自分の心の中は見たくない」という根深い習性(抑圧/回避)の上に成り立っている社会だからです。私たちは、普段でも「心にフタをする」という表現をしますが、それを基本とした社会だからです。心理学や心理療法の世界においてさえ、実はそうなのです。それらも、本質的には、抑圧的な世界なのです。
 (映画『マトリックス』の四作目『マトリック レザレクションズ』において、主人公を拘束する一番の抑圧者の姿が「アナリスト(分析家)=カウンセラー/セラピスト」であったというのは、この事実の的確かつ本質的な表現なのです)
 そもそも、私たちは、学校教育の中で、「自分が何を感じているか、よく感じてみましょう」とは決して教わりません。学校教育(または家庭教育)の中の、暗黙のメッセージは、「言われたことだけやれ」「私たち大人のやって欲しいことをやれ」「気づくな」「感じるな」「表現するな」「周りに合わせろ」「自分の気持ち(感情)なんかはどうでもいい」「自分の気持ち(感情)は押し殺して、周り(の空気)に合わせろ」ということです。そして、それは社会に出て、企業で働く中でもまったく同様なことなわけです。そのような両親から生まれた子供が、暗黙のうちに、そのような価値と心構えで育っていくのは、自然なことでもあります。

 しかし、当スペースでご紹介しているようなさまざまな変容技法によっては、私たちは、そのように洗脳され、抑え込まれた「自分の真の魂/能力」を解放し、能力・才能の質を、また性格そのものを、深いレベルから変えることができるのです。
 なぜなら、本来の潜在意識(拡張意識)は無傷、無尽蔵であり、そこにきちんとつながることで、心の基底部に「超越的な空間(スペース)」が開いていることがわかってくるからです。
 以上のことを、さまざまなクライアントの方の変容事例や、実体験(変容体験)からも、お約束することができるのです。
【図解】心の構造モデルと心理変容のポイント 見取り図

【ブックガイド】
ゲシュタルト療法については、
『ゲシュタルト療法ガイドブック 自由と創造のための変容技法』
をご覧ください。
また、私たち人間の潜在意識に秘められた途方もないパワーや意識の多元性については、筆者の実体験事例も踏まえた拙著、入門ガイド
『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』
また、変性意識のより深い変容世界をまとめた、
『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧いただけると幸いです。


【2】頭で(知的に)わかっていても、人生は変えられない

 ところで、世の中には、多くの自己啓発のタイプ、成功哲学や実践法、コーチングやNLP、またはスピリチュアル系などがあります。しかし、そのような事柄に取り組んでも、実際には期待するほど効果を出せないという「事実」があります。
 そのため、多くの人が、似た内容の本を買い続けたり、さまざまなセミナーを転々と漂流するセミナー・ジプシーになってしまうという傾向があります。その理由は、それらの方法論が本当の意味での「心理学/心の変容技法」(※注1)に足りていないためという理由があります。感覚の鋭い人は、直観的に、こういう類のものに、なにか「底の浅い感じ」や「胡散臭さ」などを感じてしまうものです。これらのものは、根本的に、人間心理そのものに対する理解や、実存的な魂(心身/本質)について、真の理解が足りていない点があるからです。

 それら多くの方法論は、心の表層的で、思考的・意識的・言語的な部分に、フォーカスが当てられており、心の深層の部分、深層の感情プログラムの部分にまでリーチ(サポート、介入)が届いていかない形になっているからです。また、それを避けています。それは、さきに指摘した現代社会そのものの在り方です。
 ところが、頭で(知的に)考えただけの理論や、その気になるだけのような動機づけ手法では、私たちの深い潜在意識を変えたり、深い能力と願望(動機づけ)を引き出したりすることは不可能なのです。私たちは感情(情動)エネルギーの構造によって作られて、むしろ、そちらの方が主体(中心)だからです。
 これは常識的に考えても分かることかと思います。私たちは、頭では分かっていても(自分に言い聞かせたり、理屈づけたり、ハッパをかけても)、私たちは行動することはできないし、強い感情の動揺をどうすることもできません。
「こう考えると人生は変わる」「人生を変えるためのたった一つの○○」「こういう考え方もできますよ」「こう考えましょう」的なものがいくらあっても、人生は本当には1ミリも変わらないのです。(※注2)

 その結果、多くの意欲ある人が、さまざまな方法論に実際に取り組んでも長続きせず挫折してしまいます。そして、また次の新しい方法論に飛びついてみては、また同じこと(挫折)を繰り返すという事態になってしまっているのです。セミナー・ジプシーのようなことになってしまっているのです。そして、状況を俯瞰してよくよく見てみると、人生は停滞したままで、一歩も前に進んでいないという事態になってしまっているのです。

 何が起こっているのでしょうか?
 つまり、一番肝心なことは、「うまくできない自分の心の状態(構造)」を深く理解し、障害となっているもの(構造的要因)を取り除き、心のプログラムの変容させながら、能力をより引き出せる状態に変えていくということが必要なのです。それが結局は一番の早道なのです。
 世間によくあるコーチングやNLP、スピリチュアル系などに、「嘘くさいなぁ」「底が浅いなぁ」「無理やり盛り上げようとしてるなぁ」「本当の問題を避けようとしているなぁ」と違和感を感じられている方は、すでに嗅覚鋭く、物事の本質に近づいているとも言えます。また、通常のお話を聞いてもらうだけのカウンセリングなどに、心を変える要素(具体的な介入技法)がないと不足感(不満)を感じられている方にもご理解いただける事態かと思われます。
【図解】心の構造モデルと心理変容のポイント 見取り図
※注1 実は、既存の学問的、教科書的な心理学や心理療法自体も、変容技法としては、問題や限界、弊害が多いのですが、ここでは一旦、脇に置いておきます。
 たとえば、厚生労働省の統計において、日本では毎年約九~十万人の精神疾患をもった方が純増、つまり増え続けています。増え続けるとは、人々が「ちっとも治っていかない」ということです。それは、とりもなおさず、方法論が不適切、もしくは間違っているということです。この人口数値に、ひきこもりの方や、もっと軽度の悩みを抱えて、薬を服用している人々の数を加えると、その数は膨大なものでしょう。現代の日本人の心の状態が、どのようなものであるのか類推できるでしょう。

※注2
ですので、実はもっと手前にある、一番よくある典型的に停滞パターンというのは「本だけ読んでわかったつもりになる」というものです。学校教育の悪産物ですが、本でわかる内容、わかりやすい内容とは、その人間の既知の世界を一歩も出るものではないからです。わかりやすい本を読んで、わかったつもりになる。これは単なる現状の再確認であり、何の成長も生まない状態です(AI的な再構成です)。最近はそういう人さえ減っているようですが、難しい歴史的名著を頑張って理解しようとする方がまだマシな状態です。一方、行動して、何かを学びにいくという段階は、そのような人々よりは進んでいる状態とも言えます。未知のものに向かって、自己を開いている(一歩進んでいる)からです。寝っ転がって、頭で知的に情報処理したり、その気になるだけでは、変容に必要な体験的・経験的領域には届かないので、本当の構造変容は起こらないからです。本だけ読んでいても人生は1ミリも変わらないのです。さらにいうと、少しセンスと意欲のある人なら、深遠な本を味わった後、「で、私は実践的にはどうすればいいのだ?」と自分の実存に引きつけて考え、焦燥感に蝕まれるものです。そういう実践技法が、本では与えられないからです。「もし、君たちが、明日を違ったものにしたければ、まず今日を違ったものにしなければならない。もし、今日が単に昨日の結果であるなら、明日もまったく同様に、今日の結果となるだろう」―グルジェフ(浅井雅志訳)

▼変わるための具体的な技法=技術=方法論 思考ではない、存在 Being の技法 = 一生役に立つ技法

 そのため、当スペースでは、スタンダードもしくは前衛的な体験的心理療法変性意識を利用して、クライアントの方に深い潜在意識につながっていただく中で、心の制限を解き、癒し、創造性を解放する力を獲得していただくことをコンセプトとしています。オーソドックスな心理療法であるゲシュタルト療法を進化させた方法論を使い、そこにさらに、先鋭な変性意識的アプローチを拡充した方法論となっています。そのため、人生のさまざまな場面で適用可能な創造性開発法となっているのです。
 そして、セッションでの取り組みを通じて、自分の中で、潜在能力(意欲、直観力、創造力、アイディア、霊感)の覚醒、悩みの消滅、意識の拡大、生きる力の増大が、力強く育っていくこととなっているのです。
 そのような豊かな心身(意識)の状態が育ってくると、私たちの存在は、「改善」というよりも「変容」といえるような、根本的に新しい状態に推移していきます。
 私たちはより進化した状態になり、「意識拡大の感覚」「多次元的な変性意識」をつかめるようになってくるのです。自分を止めていたこだわりが溶けていき、まるで自分自身がバージョン・アップ(パワー・アップ)したかのように晴れやかになり、並外れた行動や創造力も易々と発揮できるようになるのです。
 内側からインスピレーションや直観、発想が滾々と湧いてくる状態が得られてきます。
 そして、たとえば、アスリートの世界で「ゾーン ZONE 」と呼ばれるような特殊な充実状態(心理学でいうフロー体験)なども体験しやすくなっていくのです。
 そして、自分の中に、確固たる自信や確信、核となる肚の力(胆力)、頑とした晴れやかな存在力 Being が育ってくることになるのです。

【3】心が変わる=アウトプットが変わる=世界が変わる

 そうなってくると、人生のさまざまな領域においても、実際に、優れたアウトプット(成果/作品)や、目標への到達も行ないやすくなってきます。
 モヤモヤした気分(葛藤)に費やす時間がなくなり、取り組んでいる対象(目標)に、レーザー光線を当てるように、エネルギーを集中させやすくなるのです。
 成果が、目に見えるように変わってくるのです。

 そして、その段階になると、今度は、そのようなご自身の「変容体験」をもとにして、他の人々にさまざまなサポートを行なったり、影響・感化を与えていくことも可能となってくるのです。
 それは、自分の中に、付け焼刃ではない、核となる Being の力(存在力/感化力/影響力)が育っているからです。

 私たちが、他人に関わって、真にその相手に影響を与えられる要素(秘訣)とは、「自分が本当に経験して、血肉と化したものだけ」です。その経験を通して育っていった、私たちの中の 核の Being の力(存在力)だけです。口先だけのサポートや支援は、相手に、その底浅さやレベルが簡単に見抜かれてしまいます。逆の立場で考えればよくわかるでしょう。口先だけで、真にわかっていない人間など、簡単に見抜けてしまうのです。そのような存在 Being レベルでは、相手の人に、本当に何かをしてあげることなど(または動かすことなど)できないのです。
 当スペースでの取り組みは、他の人に真に伝わる、核となる存在 Being の力を育てていくこととなるのです。

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コチラ

4.【コラム】ビジネスとマインドフルネス

 山口周氏の評判になった『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』(光文社新書)の中に、次のような一節があります。

「現在、多くの企業でマインドフルネスに関するトレーニングが行われていますが、これはセルフアウェアネス=自己認識の重要性が認識されてきているからです。ビジネスを率いるリーダーを育成する、というのがビジネススクールの目的ですが、では今日求められるリーダーの素養として、もっとも重要度の高いものは、なんでしょうか? コーン・フェリー・ヘイグループは、全世界で実施しているリーダーシップアセスメントの結果から、変化の激しい状況でも継続的に成果を出し続けるリーダーが共通して示すパーソナリティとして、この「セルフアウェアネス=自己認識」の能力が非常に高いということを発見しました。セルフアウェアネスとはつまり、自分の状況認識、自分の強みや弱み、自分の価値観や志向性など、自分の内側にあるものに気づく力のことです。現在、多くの教育機関・研究機関でも、セルフアウェアネスの重要性は高まっており、例えばスタンフォード・ビジネススクールでは、教授陣が構成する評議会において、「これからのビジネスリーダーの素養として、最も重要な要素とは何か」というテーマで議論したところ、満場一致で「それはセルフアウェアネスである」という結論に至っています。(中略)そしていま、世界中で最も難易度の高い問題に取り組む人たちにとって、最も重要な資質は「セルフアウェアネス」であると考えられており、この「セルフアウェアネス」を高めるためのトレーニングとして、瞑想を中心としたマインドフルネスへの取り組みが世界中で進んでいるのです」(前掲書)

 さて、「セルフアウェアネス self awareness」の概念は、現代日本社会ではあまり馴染がありませんが、一部の援助職の専門家には「自己覚知」などとして、昔から知られていた概念ではありました。仕事で他者とその内面に深く関わっていくには、前提として、自らが、自己の内面や深層に潜むものに「あらかじめ気づきをもっていること」が必要だったからです。そうでないと、相手との感情的な関係性の問題(転移/逆転移問題)に巻き込まれてしまうからです。実際、援助職の現場では、そのような事態はよく起きていて、問題ともなっているからです。現在でも、施設内での虐待などが定期的に報道され、紙面をにぎわせています。
 ところで、上記の引用箇所では、「セルフアウェアネス」が「自己認識」と訳されていますが、あまり相応しい訳語とはいえないでしょう。日本語の「自己認識」というと、一般的にも理解されているような、通俗的な自己理解という意味になってしまうからです。
 しかし、「アウェアネス」「気づき」という状態は、通常の「認識」や「認知」でありません。よく勘違いされている「メタ認知」などでもありません。「メタ認知」は、思考の延長であり、あくまで思考による対象化であり、その先には、無限後退する思考のループしかないからです。二元的な悪循環のループです。
 一方、awarenessとは、「思考とは別の、思考を超えた心的機能」の状態です。究極的にいえば、awareness の向こう(彼方)にあるのは、witness (目撃者)の状態なのです。

 ちなみに、欧米社会では、ビジネス界でも、比較的このような自分の存在(自己存在)に気づき、対象化する「気づき awareness」の重要性が、テーマになりやすいのは(受け入れられやすいのは)、文化的背景があります。
 apple の故スティーブ・ジョブズなどに典型的に見られるように、欧米では、1960年代にカウンター(ヒッピー)カルチャーやサイケデリック(意識拡張)・ムーブメント禅や瞑想、先進的な体験的心理療法(ゲシュタルト療法、エンカウンター・グループ、商業セミナー)の流行があり、多くの人々がそれらに触れた、もしくはイメージがつきやすいという背景があるからです。

 実際、そこで、多くの人々が、「気づき awareness の重要性」「意識 consciousness の重要性」に気づくというチャンスを得たのでした。現在のマインドフルネスの流行までの一貫した思潮の流れがあるのです。日本においては、上記の流行・普及がなかったということや、そもそも、内省的に自分の内面(感情)を深めることを回避する文化的習性から、そのような視点が欠落するという事態になっているわけなのです。このことは、日本の創造性の枯渇として、ボディ・ブローのように効いてきているということなのです。
 このことは、「セルフアウェアネス(自己覚知)」「気づくこと」「心(感情)を見つめること」を避けようとしがちな現代日本人の集団主義が、今現在、直面しているすべての行き詰まり状況(デッド・エンド)を考える上で、とても示唆に富む事柄でもあるです。現状を打破するために、今まで行なってきたこと(気づきの回避)が何であったのかを真摯に受け止め、向き合い、今までとは違う何か別のことをしなければならないことは、明らかなことだからです。そうでなければ、現状の打開は起こせないことは明白だからです。
 ただ一方で、昔の鎌倉時代、鎌倉新仏教の勃興などを想起してみると、見ないで済まそうとする逃避的な日本人の場合は、むしろ、その結果として「破滅的事態」に突入してしまうことの方が、逆に(結果的に)、新しい創造力を沸騰させるきっかけとなるという面もあります。これから始まる(もうすでに始まっている)、そのような破滅と地獄の中を、「覚醒した者」としてサバイバルするスキルを得たい方は、ぜひ、当スペースの中で、ヒントを得ていただければと思います。

 そして、そのような付け焼刃ではないサバイバル能力(存在力/創造力)を開発するために、当スペースでは、変性意識状態(ASC)やアウェアネス、心理変容など、現在の日本で(回避されてきたがゆえに)一般での認知度の低く、かつ重要度と効果の高いさまざまな事柄をテーマとして取り扱っているわけなのです。
日本のNLP(神経言語プログラミング)はなぜ退屈なのか
サイケデリック・シャーマニズムとメディスン(薬草)の効果―概論」
サイケデリック体験とチベットの死者の書

「聖霊 Ghost 」の階層(その1)、あるいはメタ・プログラマー ジョン・C・リリーの探求から

 ところで、アウェアネス awareness とは、「気づき」という意味(訳語)ですが、この「気づき」という日本語の朴訥さが、〈気づき〉の持つ本当の能力、機能/構造を分りにくくしている面もあります。誰もが、自分が「簡単に気づける」「いつも気づいている」と思い違いをしてしまうからです。
 繰り返しになりますが、この「気づき awareness 」というものは、「認識」とは違います。 
 「思考」や「認識」とは、自分の持っている既存の型=パターンに当てはめて、対象をとらえ整理する情報処理プロセスのことです。
 「認識」している限り、私たちは、「自分を変える」ことはできません。眼が自分の眼を見ることができないように、「自分の全体」は「認識」できないからです。

 一方、「気づき」とは、「私」(情報処理プロセス)そのものに、メタ的に「気づく」ことです。そして、自分自身の体験全体(自己の存在も含めて)を、一段階高いメタ(上位)レベルから(あたかも自分の外から)一挙に全体的に直観する作用です。それが、気づき awareness というものの作用です。そのため、気づいているのは「私」ではないのです。「私」ではなく「誰か」なのです。
 そのため、「メタ認知」は、「気づき」ではありません。メタ認知は、単なる客観視であり、思考の延長(分節化)であり、本当のメタ的な次元の高さはないからです。「メタ認知」の延長には次の「メタ認知」があるだけです。
 真の「気づき」とは、次元の違う、主客を超えた飛躍的・全体的なものです。そして、その延長上には、「誰か」、インドの瞑想世界でいう目撃者 witness = 私ではない〈何者か〉が視ている」という状態があるのです。インテグラル理論(トランスパーソナル心理学)のケン・ウィルバーが言っていることも、そのようなことなのです。

 ゲシュタルト療法や体験的心理療法の中では、この気づきや目撃者の要素がとても大切なものなのですが、当スペースの方法論の中では、この気づき awareness、変性意識状態(ASC)をさまざまに駆使することを通して、また心理変容を通して、そのマインドフルネス、自己覚知(セルフアウェアネス)のスキルを確実速やかに育てていくことをご提供しています。
 そして、これらの能力はやがて、「目撃者 witness 」のような、より超越的で、拡張された意識の力、微細な実在領域までも開花させていくことにもなっていくのです。
 それが、当スペースがご案内する「流れる虹のマインドフルネス」という存在状態であるのです。

▼フリーゲシュタルト 図解ギャラリー

▼超越的な意識と普段の意識

▼【図解】心の階層構造と、各方法論の見取り図

適用領域の大幅広さと深さが、当スペースの特徴です。

【図解】心の構造モデルと心理変容のポイント 見取り図

▼当スペースで獲得いただけるスキル

生涯役に立つ創造性のスキルです

メニュー/コース/料金

心の3つの力が育ちます。その結果、創造力が大きく高まります

当フリー・ゲシュタルト・ワークスについて

▼セッションで得られる効果

自信の欠落や葛藤感がなくなり、力強い意欲とエネルギーが生まれます
アイディアや発想が、イメージ豊かに流れ出します。

セッションで得られる効果と成果

心の基礎の部分がきっちり育ちます
心身のすべてで、解放と能力の向上を感じていただけます
まわりの人々に対して、さまざまな効果的なサポートができるようになります

セッションで得られる効果と成果

▼獲得される意識状態と成果(スキル)

主観的には、意識と感覚がひろがった、生まれ変わったご自分を体験するようになります

▼心理的統合を通して、ご自分の中に、人生に意味を与える確固とした 普遍的な領域、トランスパーソナル(超個)的な領域、つまり〈青空の通り道〉ができてきます。

メニュー/コース/料金

当スペースの方法論 その2 サイト内の区分

【5】 当スペースの方法論その2

当サイトのコンテンツは、以下のPART区分(守破離)で大まかに構成されています。


【PART1 Basic】   深化/進化型のゲシュタルト療法
【PART2 Standard】 それ以外のコンテンツ〔変性意識状態(ASC)他〕

 実践レベルでは、深化/進化型のゲシュタルト療法と変性意識状態(ASC)の技法は、融合的に存在しています。しかし、サイト内では解説の都合上、下の図のように、PART1「ゲシュタルト療法」とPART2「変性意識状態(ASC)その他」と分けて解説しています。PART3はより進化(超脱)したレベルでの応用展開となります。その内容は、詳しくは拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』等をご覧ください。

 PART1の進化・深化型の「ゲシュタルト療法」を充分に深めると、私たちは、通常の現代日本社会では想像できないほどのレベルで、心身の解放(超健康)を創り出すことができます。 心の葛藤やブレーキをなくして、一切の否定をなくして、開放的な気分、自信と自己肯定感、エネルギーに満ちた、とらわれのない自由な心がつくられていきます。そして、この一種の、「超健康」状態は、そのさきにある真の自己実現 self-actualization を準備する素晴らしい解放・統合状態となります。

▼「深化/進化型のゲシュタルト療法」から、その先の(本来の)「トランスパーソナル的(超越的)状態」へ

 さて、ところで、トランスパーソナル(超個的)とは聞きなれない言葉ですが、「自己実現」という言葉を有名にしたA.マズローが広めた言葉です。
 晩年のマズローは、「自己実現」は、人間の成長のゴールではなく、その次にさらに「自己超越 transcendence 」の状態がくると考えたからでした。その「自己超越 transcendence 」の状態とは、私たちの通常の「パーソナル(人格)」を超えた領域のことです。そのため、マズローは、「トランスパーソナル(超人格)」という言葉を使い出したのでした。
 そのような領域が、私たちが真摯に「心身を解放していく果てに」現れてくることになります。
「【図解】心の構造モデルと心理変容のポイント 見取り図」

 ところで、日本のゲシュタルト療法ではほとんどまったく理解されていませんが、トランスパーソナル心理学(近年はインテグラル理論)の代表的理論家であり、ゲシュタルト療法を実践していたケン・ウィルバーも指摘するように、ゲシュタルト療法(心身一元論的セラピー)での体験が充分に突き詰められ、深められ、十全に解放・統合されていくと、より超過した心身状態(超越的な意識)がごく自然な形で現れてくることになります。それが、個人の人格的領域を超えたトランスパーソナル(超個的/超人格的)な領域です。逆の言い方をすると、超越的な意識を得たいなら、充分に心身を解放し、流動化させることがとても重要(必要)であるということです。

 日本では実践レベルでそこまで深めている人があまりいないので、このような事柄がきちんと明確に語られることもないのですが、この領域に関しては、通常の私たちの世界を超越した、さまざまな興味深い体験が現れてきます。筆者自身がそうでしたし、昔、一緒にゲシュタルト療法をトレーニングしていた仲間や先輩にも、同様のことが起きていました。当スペースのクライアントの方たちの中にも、非常に興味深い「超越的な体験」が、しばしば現れてきます。その多くはシャーマニズム的で、神話的であり、私たちの心の基底に、元来そういう世界が存在していることを痛感させるものであります。

 ところで、さきも触れましたが、このトランスパーソナル(超個的/超人格的)という概念は、「自己実現」「欲求の五段階説」などで、産業界においても有名な心理学者A・マズローが晩年、「自己実現」を超えたものを発見する中で見出していった概念です。マズローは、自己実現した人々を観察する中で、彼らが非常に頻繁にもつ「ある超越的な体験」(変性意識)に興味を持ったのでした。そして、普通の人もそういう体験を持っていることに気づいたのでした。そして、それを、「至高体験 peak-experience 」と名付けました。これを彼は人間の重要な能力/状態と考えたのでした。そして、その能力/状態を含んだ、新しい人間の姿/存在状態を、自己実現の次にくる「自己超越 transcendence 」として探求したのでした。人間の進化的成熟(統合)の姿として考え出したのでした。そのアイディアをもとに、彼はトランスパーソナル心理学会を1969年に設立したのでした。

 つまりは、ケン・ウィルバーなどが指摘するように、心身一元論的なアプローチで、心身を深く統合していく中で、その先の超越的な状態がだんだんと花開いてくるということは、ごく自然にあるのです。
 というのも、それは何か付加的な要素
ではなく、私たちの意識構造の「仕組み、前提、デフォルト」として元々あるものだからです。
 そもそも、東洋やアジアの世界では、昔からそのように考えられていました。よく、瞑想の教えで語られる「雨雲の上には、いつも青空がひろがっている」とはそのような事態を指しているのです。私たちが、自分を自我=雨雲(マインド)と同一化しすぎていることに問題があるという喩えです。すべては、超越的次元も含めて、多次元的に存在しているのです。
 そのため、当スペースでは、さらに意識的に、深化型のゲシュタルト療法と変性意識状態(ASC)を融合させることで、このような心身変容や意識拡張の開発を行なっているというわけなのです。その結果、狭苦しい「今までの自分/私」を超える超越的な感覚、トランスパーソナル(超個)な次元を体験していただくということが可能になっているのです。

 ところで、「超越的 transcendence 」などというと、(通俗的にはしばしば、世間のスピリチュアル系のフワフワした感じと混同され、勘違いされたりしますが)トランスパーソナル(超越的)な意識とは、なにか浮世離れした状態というものではありません。それらは、決して解離的でも空想的なものではなく、より深く澄明にひろがる〈実在的〉なものとして体験されるのです。
 というのも、真のトランスパーソナル(超個的)な意識とは、通常の個人的な明晰さや実存と対立したり、それらを排除したりするものではないからです。
 むしろ、トランスパーソナル(超個的)な意識は、真の実在であり、個的状態を透過しているため、それらは重層的・多層的・多次元的に重なり合って併存し、統合されているのです。
 人格の中で、川上(超越)から川下(実存)までが多元的に「垂直統合」されていくのです。
 各状態が併存することによって、リアリティの感覚が拡大しているので、両者がより強度に、まばゆく自由に、流動的に感じられているのです。それが真に統合されたトランスパーソナル状態というものなのです。
 そのため、それはより明澄に深く〈実在的〉に感じられるのです。
 道元の「而今の山水」(目の前の山川がそのまま仏の道)とは、そのような有り様の喩えなのでしょう。
 そして、トランスパーソナル(超個的)な体験を深めれば深めるほど、それを統合すれば統合するほど、普段の私たちは、より「個人」としても生き生きと充実すると同時に、それらにとらわれることなく、自由に、豊かな在り方をできるようになるのです。

 つまりは、喩えると、自己の中に確固とした透過する〈青空の通り道〉のようなものができているようなものです。自分でいながら、自分ではない何か、より〈本質的なもの〉に透過されているような感覚です。それでいながら、「まったくの私自身/『私』役」でもあるのです。色即是空、空即是色のような流動性です。
 その結果として、私たちは人生で、さまざまに自由自在な活動、優れたアウトプットの創出やさまざまな豊かな成果(作品)を生み出すことができるようになるのです。
 それこそが、当スペースがご案内する「流れる虹のマインドフルネス」の世界なのです。


↓動画解説 心の構造モデルと心理変容のポイント


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〈鏡〉の向こう側へ抜けると、その爆発的なひろがりは、こちら側の世界を内に含んだものとなる。
「こちら側の意識」は「向こう側の意識」のわずかな一片、「向こう側の意識」の力に透過されたものとなる。

その時、私たちは、すばやいものに追い抜かれた〈残像〉に過ぎなくなる。
振り向いて、確認された者(追憶)にしか過ぎなくなる。
(デジャヴ déjà vu は、その閃めく現れである)

まばゆい「誰か」が見ているものの中に、見られている「私」が〈残像/追憶〉のようにいるのである。
世界や私たちは、もはやエピソード(挿話)にしか過ぎなくなる。

『変性意識と自己超越の技法―「こちら側の意識」と「向こう側の意識」』


↓動画解説「総合サイト案内 フリー・ゲシュタルト・ワークス」

↓動画解説『ゲシュタルト療法ガイドブック:自由と創造のための変容技法』

【6】「深化/進化型のゲシュタルト療法」と「変性意識状態(ASC)」の統合的活用

 ところで、当スペースが、技法面でのベースとして使っている「ゲシュタルト療法」とは、フロイトの精神分析とゲシュタルト心理学、実存主義などに起源を持ち、NLP(神経言語プログラミング)などの元ともなった体験的心理療法ですが、短期間に、大きな心理的変化・改善をつくり出すとても実践的な方法論となっています
 ゲシュタルト療法自体は、海外では標準的で古典的な心理療法なのですが、ファシリテーター個々の違いによっては、全然違う効果や変化を生み出すという特性を持っています。最近は、全体的にこじんまりしたやり方が主流になってしまいましたが、昔(二十年以上前に)あったような、多様なタイプのゲシュタルト療法を体験したことのある方は、そのような印象を強く持たれていることでしょう。
 そのような中、当スペースの深化/進化型のゲシュタルト療法が、強い心理的変容を起こす理由は、普通のゲシュタルト療法にない、(「変性意識状態(ASC)」に人を導く)特殊な方法論を持っている点にあります。
 そして、この点が、当スペースが、治癒効果と意識変容を下支えする、トランスパーソナル的な側面を持つ側面でもあるのです。

▼「変性意識状態(ASC)」がもつ、野生の潜在能力

 さて、そのような、変容効果の理由は、「変性意識状態(ASC)」が、私たちの「治癒力と創造力」を自然に引き出す傾向を持つという点と関係しています。
 変性意識状態が、私たちの自然治癒力や心の自律的調整能力を通常よりも働きやすくする状態であるからなのです。
→変性意識状態(ASC)のホリスティックな治癒効果

 A.マズローは、「至高体験 peak-experience」という変性意識状態について、次のように語ります。

「至高経験は、厳密な意味で、症状をとり除くという治療効果を持つことができ、また事実もっている。わたくしは少なくとも、神秘的経験あるいは大洋的経験をもつ二つの報告――一つは心理学者から、いま一つは人類学者から――を手にしているが、それらは非常に深いもので、ある種の神経症的徴候をその後永久にとり除くほどである。このような転換経験は、もちろん人間の歴史においては数多く記録されているが、わたくしの知るかぎりでは決して心理学者あるいは精神医学者の注目の的となってはいないのである」(A.マスロー『完全なる人間』上田吉一訳、誠信書房) ※太字強調引用者

 私たちは、「的確な」変性意識状態を通して、潜在意識の深い部分にアクセスすることで、自分の底から、より本源的な治癒力/創造力を引き出すことができるのです。そのことで、普段の生活では触れることのできない深層意識や潜在意識、または自己の隠れた超越性を引き出すことができるのです。

 ただ、このことは、理論的に、頭で考え出したというよりは、実践現場における経験―クライアントの方の変容体験(超越的体験)を見ること―の中で、自然に導き出されたものでもあるのです。
 変性意識状態のクライアントの方の中から、そのような変容が自然に起きてきたからです。
 また、その変容の構造/パターンは、自然ななりゆきで、伝統的なシャーマニズム」の構造や、神話学でいう「英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)」モデルと似たものを示してきたのです。

 ですので、これらの変容技法とその構造/パターンは、現代の心理学だけに限定されるものではなく、人類が長い期間にわたって蓄積してきた、普遍的で、自然な変容モデルとも言いうるものなのです。
 また、「変性意識状態(ASC)」について付言すると、これは、今世間で「スピリチュアル(霊的)」や「サイキック(超能力)」と呼ばれている事柄に、一定の構造的理解や再現性をもたらすものでもあるのです。そういう側面に、真摯な興味がある方にとっても、ご自身の超越的意識・変容体験を通していける、とても有効な側面があるのです。

▼普通の人生では、得られない体験とスキルが得られます

 さて、以上述べてきた「心身の変容」や「超越的意識の活用」は、普通に現代社会を生きているかぎり、決して経験することのない体験となっています。そのため、日常意識レベルをあつかうだけのコーチングやカウンセリングとは違う、深い心理変容や創造力の開花等の目覚ましい効果を得ることができるのです。
 深いレベルから、心の制限をとりはらい、未知の創造性を発揮したい、本来のありうべき人生を成就したいと思われている方にとっては、最適なスペース(スクール)となっているのです。


【7】次のような方に役立ちます◆

▼フリー・ゲシュタルト・ワークスは、次のような方のお役に立ちます。

・人生で絶対に具現化したい目標(願望・夢)がある方
・人間を変容させる普遍的な方法論(スキル)を手に入れたい方
・自分の才能・能力を開花させたいと思われている方
・独創的なアウトプット(成果)を爆発的に出したいと思われている方
・仕事のパフォーマンスをもっと高めたいと思われている方
・自分の限界を超えたい、突破したいと考えられている方
・自分には、もっと才能があるはずだ、と感じられている方
・自信や確信を持ちたい、得たいと思われている方
・なかなか行動を起こせないと、起こせていないと感じられている方
・自分を変えていきたい、もっと自己変革したいと思われている方
・自分には、才能やスキルがないと思われている方
・今のまま(自分自身、仕事、会社等)では、将来に不安がある方
・解決したい心の悩み(課題)がある方
・人間関係の苦しみをなくしたい、苦手な人々にうまく対処したいと思われている方
・自己肯定感を高めたい、もっと自分に自信や確信を持ちたいと思われている方
・決断したことが実行できない、先延ばしにしてしまうと感じられている方
・生きづらさを、感じられている方、もっとエネルギッシュに生きたい、と感じられている方
・人生の意味や宇宙の神秘(謎の解明)、真の霊性 Spirituality に触れたいと思われている方

 このような気持ちを持っている方は、当スペースで、人生を変えていく能力や方法論をきっと手にしていただけるでしょう。

【8】 当スペースで得られるもの―心の異次元緩和

 当スペースがベースとして使っている深化/進化型のゲシュタルト療法は、古典的な心理療法のため、現代日本によくある「その時その気になるだけ」の方法とは違う、心理変容を確実に起こす方法論となっています。特に、心と肉体をひとつにとらえる「心身一元論的」なアプローチのため、その効果も、物理的(肉体的)にも変化がわかりやすい、確実なものとなっています。
 心身の筋肉的な緊張や硬直が解かれ、肉体が深い部分から弛緩し、リラックスし、解放されます。脳や肉体が、明らかに変化しリフレッシュされます。心身の奥底から、新しいエネルギーとイマジネーションがひろがりはじめるのです。そして、その中で、習熟される変性意識状態(ASC)に関係して、多次元的な意識状態も得られるようになっていくのです。そのため、当スペースで、心身のしなやかな解放が進み、以下のような数々の事柄(心身状態の変容や超越)が起こってくるのです。

・生きることが楽になり、楽しみが増える。
・快感と快楽が増大する。

・苦痛や苦しみの感情が減る。
・セルフ・イメージが上がる。
・自信と自己肯定感が高まる。
・自分の中で妨害してくる感情的な雑音(ノイズ)が無くなる。
・まわり(他者)に感じていた煩わしい事柄が気にならなくなる。
・自分の能力(底力)に信頼感と自信が生まれる。
・新しい才能が予感され発掘される。
・心に余裕ができる。
・不要なこだわりがなくなる。
・内側の感情がなめらかに流れるようになる。
・過去の不愉快な出来事が気にならなくなり、むしろ肯定できるようになる。
・肉体がしなやかになり、からだが軽くなる。
・肉体がエネルギーを増す。
・高速で動けるようになる。
・存在に〈中心の感覚〉が生まれる。
・肚が据わる。
・自分がまとまりを持ち、パワーを組織化し、方向づけられるようになる。

・「今ここに」充実して生きている感じがする。
・「今ここに」泰然と安らっている感じがある。
・集中力や瞬時に焦点化する俊敏さが増す。

・自分の才能の再発掘・再構成がなされる。
・より自己一致 congruence する。
・自分の気持ちをより素直にストレートに表現できるようになる。
・他者の心にじかにコンタクトでき、交流できるようになる。
・より共感的・共振的になる。
・知覚力が拡大し、五感や六感が豊かを増す。
・意識が拡大し、拡張する。
・超越的な感覚が生まれる。

・未知の微細な情報に気づきやすくなる。
・つねに心地よさを感じているようになる。
・フロー体験が生まれやすくなる。
・行動を起こす際のハードルが低くなる。
・瞬時に飛躍的な行動できるようになる。
・並外れた積極性が出る。
・貫通するようなやり抜く力ができる。
・目標(目的)を達成しやすくなる。
・ストレス耐性ができる。
・行動そのものが速度感を増す。
・冒険的なことができるようになる。
・遊び心やユーモアが増す。
・感受性が豊かさを増し、自然や宇宙の存在が美しく感じられる。
・自他を超えたホリスティック(全体的)な癒しの感覚が育つ。
・想像やイメージが豊かになり、発想力が増す。

・愛の力が増し、開花する。
・変性意識状態(ASC)に容易に入れるようになる。
・意識の多次元性がわかるようになる。
・自分の夢のメッセージが理解できるようになる。
・夢の異世界の構造がわかるようになる。

・神秘的な出来事や体験に会いやすくなる。
・飛躍的なアイディアが出てくる。
・的確な表現力が増す。
・斬新で独創的なアウトプットが出せるようになる。
・「自分という存在」を相対化し、またその味わいがより深くなる。
・生きること自体が価値を持ち、楽しくなる。
・深い感情を生きられるようになる。
・直観力が鋭くなる。
・心が純粋さを増す。
・濃密に生きている実感を得られる。
・癒しと再生が起こる。
・未知の微細なエネルギーや意識の多次元性を感じるようになる。
・拡張した身体感覚が現れる。
・別次元が開通する。
・微細な知覚能力が延長し、存在の多次元性がわかるようになる。
・意識と存在の多次元性が「垂直統合」される。
・深奥の〈情報次元〉や、〈空無(ボイド)〉を理解する。
・真の霊性 Spirituality に触れる
・自分の人生の意味を理解する。

【9】各種案内

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著作案内

①ゲシュタルト療法については基礎から実践までをまとめた拙著
『ゲシュタルト療法 自由と創造のための変容技法』
Amazomページ
『ゲシュタルト療法 自由と創造のための変容技法』

気づきと変性意識状態(ASC)については以下の拙著をご覧下さい。
②入門ガイド
…ビギナーの方にも分かる領域から、サイケデリック(意識拡張)領域まで、広く網羅しています。内容紹介↓
『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

Amazomページ
『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

③よりディープな世界を知りたい方は
…変性意識状態(ASC)な事例からトランスパーソナル(超個的)な領域まで含めた統合的実践の決定版です。内容紹介↓
『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

Amazomページ
『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

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↓動画解説 「変性意識状態(ASC)とは何か その可能性と効果の実際」

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